世を捨て街へ出よう

世を捨てた若者の日々の記録です。

映画「くちびるに歌を」 の試写会に行ってきた

たまたま映画の試写会に当たったので「くちびるに歌を」という映画を見てきた。

原作は永田栄一(乙一の別名義)がNHKのドキュメント番組に構想を得て書き下ろした小説だ。

そのドキュメント番組は、アンジェラアキの「手紙~拝啓15の君へ~」をテーマに、全国の中学生に会いに行くというもの。監督は三木孝浩

有名な曲なので誰しも一度は聞いたことがあると思うが、手紙という曲は正直に言うとまっすぐ心に突き刺さるいい曲だ。

しかしNHKで中学生をテーマに取り沙汰されていては、大人が口にだすのは少々気恥ずかしい部分がある。

この曲に対してそういうイメージを持っていた。

映画に対してもベタで直球なんだろうな、感動できるのかな、そんなことを考えていた。

見るからに王道っぽい青春映画臭プンプンだしね。

 

 

結局、ボロ泣いたww
いざ映画を見たらいつのまにか涙がこぼれていた。
ストンと世界に入っていけて、映像が洗練されているように思えた。
サトル(下田翔大)という男子が物言わぬ演技で凄くよかった。
ガッキーも今までの可愛いガッキーとは一線を画するムスッとしたリアルなガッキーだった。(女子高生役がとうとう教師になったか~という感慨も)
綺麗なガッキーと鉄くずのようなボロい車の対比はなんか味があったね。
でも特筆すべきは、合唱に全力な女子が表情豊かでキラキラしていること
ナズナ(恒松祐里)と辻エリ(柴田杏花)好きだ。
なんでこんなにキラキラしているんだろう・・・。五島列島も綺麗だし。
これまた直球な曲なんだけどラストのマイバラードという合唱曲も良かった。

 

僕自身、最近成人式が在ったこともあり、15歳の時に書いた自分への手紙を手にしていた。
結局式には行っていないし、中学時代は不登校だったし、屈折した青春を歩んでいるんだよね。
だから青春への憧れとか後悔を改めて噛み締めていた部分があった。
そのダムが決壊したような感じかもしれない。
この映画を見てもっと素直になっていればと度々感じた。
そう、だからこの映画を見ずに馬鹿にしている人がいたら素直になってほしい。
青春直球の王道であってもいい。ベタでもいいじゃないか。
万人と価値観を共有したくないだけのひねくれ者は人生損をすると思う。
ひねくれ者にこそ、この映画を送りたい。
素直になれと諭されているような気がした。
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