格安SIM会社「mineo」を2年利用した筆者がそれでもおすすめする理由!
携帯大手三社の料金ってじわじわ値上げを続けていて、気付いたら1万円近い。
まるでカルテル(価格協定)を組んだように料金は三社横並び。
昨今の格安通信会社(MVNO)の影響でようやくプランの値下げが始まったが、その内容は「使わなくても取られていた料金が還元されるだけ」に思えます。
世間で格安通信会社が騒ぎ出された2年ほど前に、実は飛びついて乗り換えていました。
そこで、格安通信会社のマイネオを2年使用している僕がその実情とおすすめする理由を教えしよう。
大前提
僕の携帯料金は半額になりましたが、安い物には理由があるのが世の中の常。
消費者の常識としてそこは念頭に置いておきましょう。
時間に追われるような生活で、24時間速度を重視したいなら大手にするべき。
詳しいことはわからない、設定?なにそれ?サポートが必要だという人もそのまま携帯代を払い続けましょう。
ピークタイムの速度低下を心得る(MVNO全般)
mineoに限らず、格安SIM会社はピークタイムに弱いです。
特に言われるのは一般的な昼休憩の時間帯や夕方の帰宅ラッシュの時間帯は速度が落ちやすい。
個人的な実感としては都市部ほど顕著で郊外ほどこの傾向は薄まる気がします。
職場や学校にいる時はwifiがあるという人はあまり気にしなくてもいいかも。
基本的に郊外で生活していて、たまに電車で1時間掛けて都心に行きますが「ちょっと読み込みが遅いな」ぐらいで、全く使えなくなるようなことはあまり経験したことはないですね。
全然使えないという会社もあるので注意。
マイネオはドコモ回線とau回線が使えるので端末の選択肢が多い
普通はドコモかauの回線網を借りて経営する会社が多く、両社を扱うのはマイネオぐらいです。
原則としてドコモの端末はドコモの回線網で、auの端末はauの回線網でないと使えないので、よく考えず契約すると手持ちのスマホが使えないなんてことがあります。
これはSIMロックの問題ではなく、対応電波帯の問題です。
日本製のスマホは販売会社の電波網のみに対応するよう作ってあるのでロックを解除した所で電波の壁があってろくに使えません。どこまでもせこいですねw
ちなみにiPhoneやSIMフリー端末はドコモとauの電波に対応している事が多いので制約を受けづらいです(対応バンドは要確認)。
マイネオであればあまり気にしなくてもプラン変更すればdocomo⇔auに切り替えできるので手数料払えば問題ないってことです。
違約金や別のスマホを買い直す事に比べたら安いものです。
そしてヤフオクで新古品(白ロム)を買う際にauの端末のほうが1万円安いことも珍しくないですし、SIMフリー端末でauの掴みが悪いからドコモに変更なんていう芸当もできるわけです。
速度は当初は速かったけど今はそこそこ
オタク向け雑誌がよくMVNO各社の通信速度比較をやっていますが、僕がマイネオを検討する頃(2年前)はマイネオが上位にいた記憶があります。
最近はそういう雑誌を見てもマイネオはそこそこ(中堅)な結果となっていますし、実使用でも画像の読み込みがちょっと遅いかなと感じることが出てきた感じがあります。
要は、MVNO回線業者の通信速度は利用者の増加と設備増強ペースによって変わります。
速いからと飛びついても1年後には遅くなっている事もあるということ。
ここで重要なのは設備に投資できる資本力で、マイネオの親会社は関西電力なのでそこも心配はいらないでしょう。
MVNOで速度を優先したい場合はランキング上位で資本力がありそうな会社を選んでおくのが吉。
今だとUQ(au子会社)が爆速らしいですがCM露出が多いのがちょっと懸念ですね。
マイネオは通信容量の追加が安い!
マイネオは通信容量を他人に送る(ギフト)ことができるので売り買いも可能。
ヤフオクから容量を買うと1GBを160円(執筆時)で購入なんてこともできるのだ。
ちなみにドコモや楽天モバイルをチラッと見てみたら1GBで1000円ほどだったので爆安。
単純に友達や家族に余った分を送ることもできます。
秘技、残量無限繰り越し!!(マイネオ限定)
あまり大きな声では言えませんが、僕がマイネオを使い続けている理由はここにあります*1。
マイネオでは前述のギフト機能と残量を1ヶ月限定で繰り越す機能があります。
ギフトされたデータは翌月まで繰り越せます。
これを応用すると・・・
月末に消えてしまう既に繰り越した残量をロンダリングすることで無限に繰り越せます*2!!
割安に残量追加するもよし、溜め込んでもよし。
独自機能など
マイネオは色々実験的なことをやっていて制度が面白いです。
繰り越せない残量などの寄付ができるようになっていて、逆に寄付を貰うこともできます。
災害法が適応された地域に10GBを引き出し可能にするなど、やるじゃん…って感じですね。
良心が痛まなければ毎月1GBを対価なしに貰い続けることもできます*3w
ヤフー知恵袋のようなコミュニティサイトもあり、チップのように容量を送れたりもします。
あとは契約期間が1年を超えると事務手数料無料のコードが貰えるとか。
意外とあると便利なのが「通信制限ボタン」ですね。
ボタンを押すと速度が制限する代わりに容量は減らないというやつ。
容量ギリギリのときなんかに使えます。
地味なメリット・デメリット
唯一実感して地味に困るのはLINEぐらいですかね~。
LINEモバイルならさすがに対応していますが差別化のために簡単に対応させないでしょう。
端末は自分で用意したら全く問題にならないです。
ただ対応してなかったりSIMロック解除必要だったりがあるので、そのへんを調べたりできないと微妙な機種に甘んじるしかないです。
最近はZenfoneとかあるんでいいですが。
違約金は1年超えたら掛からないので大手の2年縛りに比べたら制限緩いので気軽に入ってこれると思います。
まとめ
速度だけで格安SIM会社を決める人もいますが、やはり価格や制度の内容を含めた総合力で決めるべきでしょう。
基本的なサービスは他に劣らないですし、残量のギフト機能やロンダリング可能ってとこで抜きん出ている印象です。
特に不便を感じず、率直に支払いが半額になって容量も使えて最高って感じです。
初心者やお金に余裕のある人は右向け右ですが。
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僕の懐にも2000円入りますm(_ _)m