世を捨て街へ出よう

世を捨てた若者の日々の記録です。

Nakaramura Emiというアーティストが良い

 

立ち上がれ、誰もそばにいなくたって。

 

また一つ、心に響くアーティストを見つけてしまいました。

のでご紹介します。

Nakamura Emi(ナカムラエミ)です。

 

 

明日のジョーを原案に作られたオリジナルアニメ「メガロボクス」のエンディング曲になっているところをたまたま発見。

CMで見たんですがビビッときた。

ラップ調の部分で水曜日のカンパネラコムアイを想起しました。

しかし、他の曲や歌詞を聞いているうちに気づく。

コムアイとは決定的に違う。

ナカムラエミには1本の太い芯があり、そこに魂が宿っている。

 

かっこよさなら「かかってこいよ」ですが、特に感銘を受けたのはこの曲。

 

必死すぎて気づくと床で寝る夜が
いつか上がる花火に点火することになるんじゃないのか

 

必死にもなれず気づくとしっかりベッドで寝ている自分には突き刺さります。

 

たった今から始めればいい あの頂上の旗をにぎるため
ペンにぎるのが 自分の道なら
我慢節約が あなたの道なら
毎日Walkingが 私の道なら
波に乗るのが 彼の道なら
PC向かうのが 僕の道なら
お洒落するのが 彼女の道なら
包丁にぎるのが お前の道なら
土耕すのが 俺の道なら
旅に出るのが あの子の道なら
ハサミにぎるのが 君の道なら
酒おぼえるのが あいつの道なら
インパクトにぎるのが 奴らの道なら
子どもの手包むのが 道なら道なら

 

頂上の高さなんて 隣と比べるもんじゃない
頂上まで己を信じて 歩ける強さが全てだ
頂上を目の前に引き返さねばならぬのなら
それも勇気だ 涙を拭って
何度でもまた登って前を向け!!

そしてこの部分。

音楽ってなにかこう大きな夢とか漠然とした大きいことばかりが取り沙汰されますけど、現実はそんな大きな夢を抱えて向かっていくって難しいです。

大半の人は落とし所をつけて方向転換してその中での目標みたいなものにまた向かっていく。

この曲の良いところは一部の大きな夢を追いかける人だけじゃなくて、ペンを握る作家から子供の手を包む親までも一緒に尊敬しているところ。

そして夢を諦める人についても、「それも勇気だ」とリスペクトしている。

絶対いい人じゃん・・・。

 

人生を山に例えて登っていくんですがどの山だって登るのは険しい。

それは比べられるものじゃないし、比べたところでどうにもならないんですよね。

他人の境遇をとやかく言ってないで生きていく強さがすべてだってことです。

他人と比べている間は幸福にもなれませんしね。

 

 

曲をきっかけにアニメも見てみたら面白いのでおすすめです。